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zoom RSS 『ハワード・ヒューズ』について

<<   作成日時 : 2005/03/11 00:52   >>

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アカデミー賞の行方について話題になった『アビエイター』。主要部門は惜しくも逃したものの、かなりの宣伝効果はあったのではないでしょうか。
私もこれを機に、映画の中身となるハワード・ヒューズという人物について、興味をもちました。
これまでの私のハワード・ヒューズに関する知識といえば、大金持ちの飛行家で、映画製作にも携わった・・・・ということくらい。
そこで、映画公開前にもっとハワード・ヒューズについて知っておこうと思い、ジョン・キーツ著の『ハワード・ヒューズ』という本を読むことにしました。

ハワード・ヒューズは父親が築いた富を僅か10代のうちに相続し、会社を更に発展させ、自らの財産を投じてハリウッドに進出。幼い頃からの夢であった航空事業にも着手するようになります。
父親が亡くなったばかりの頃は、その存在があまりに大きかったゆえに、ヒューズは偉大な父の「息子」としてしか周囲からは見られず、かなりコンプレックスを感じていたようです。
しかし、数々の成功は、やがて彼自身の名声となり、巨大なヒューズ帝国の揺るぎない王者として君臨するようになるのです。
ハリウッド進出や航空事業については、金持ちの道楽と見られがちでしたが、彼は飛行機を自ら設計し、自ら操縦するというまぎれもない天才でした。ただ、彼にはその才能を発揮するのに必要な富があった故に、数々の飛行記録を打ち立てることを可能にしたとも言えます。
更に映画製作においても、大ヒットをとばした作品がいくつかあります。

映画『アビエイター』は、こうしたヒューズの絶頂期を描いたところで終わるそうですが、晩年は決して華やいだものではありませんでした。「栄枯盛衰」、そんな言葉が浮かびます。
ただ、これはヒューズ本人によるところが大きいように思えます。
ヒューズは人に任せることを嫌い、何もかも自分でやろうとし、それでいて彼の帝国はあまりに広大だったために、彼は常に動きまわり、周囲の者たちは幹部といえども、彼がいつどこにいるのか全く把握できなかったと言います。
彼の許可がなくては、何の契約もできず、僅かなお金も動かせず、連絡をとろうにもとることもできず・・・・今の携帯電話時代ならまた話は違ったかもしれませんが、そんな彼のやり方についていけず、去っていった人も多いようです。
完全秘密主義で、派手なことばかりやっているわりにひと目につくことを嫌い、有名人にもかかわらず、公になった写真が何枚もないというから驚きです。
ヒューズは有名人であっても謎に満ちた人物でした。

彼のプライバシー保護は、死後も関係者により徹底され、彼について語る本や映画もこれまでになかったわけではありませんが、本格的なものは今回の『アビエイター』が初めてだと言います。
それというのも、そういったヒューズの関係者も時の流れと共に多くが世を去り、映画製作の障害が一部除去されたということが大きいようです。

今月26日に公開の『アビエイター』。楽しみです。(^^)

ハワード・ヒューズ
ハワード・ヒューズ (ハヤカワ文庫NF)

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【映画】 アビエイター
 見ましたあ( `ー´)ノ ハワードヒューズって変人だったって聞いてたけど。なるほどおおおおってかんじ。こんな人だったのかあ、あれためてふーんってかんじですよね。でもディカプリオにとって荷が重かったって言うか演じ切れて無いなあ (-ω-;)ウーン。それに日本人にはわからないエピソード多すぎじゃないですかねえ。ハーキュリーズも私はたまたまプラモ少年だったから知ってたって言うだけです。うーん興行成績伸びねいだろうなあ。 ...続きを見る
そこはかとな紀
2005/03/11 20:51
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