翠の独り言

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help リーダーに追加 RSS 映画『SAYURI』

<<   作成日時 : 2005/12/16 23:48   >>

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「日本が嫉妬するJAPAN」のコピーで話題の映画『SAYURI』を見てきました!
スピルバーグ製作。監督は「シカゴ」のロブ・マーシャルです。
出演は、チャン・ツィイー、渡辺謙、ミシェル・ヨー、役所広司、桃井かおり、工藤夕貴、コン・リーら。

ハリウッドが描く「日本」ということで、ある程度予想はしていましたが、「あぁ、やっぱりね」という感じ。あの、色彩や雰囲気は、日本人の監督が撮ったら、ああはならないでしょう。
「限りなく日本に近い、アジアのどこかの街」といった印象でしょうか。
そもそも、ロブ・マーシャル監督自身も、いかに日本に近づけるかということに重きは置いていなかったようです。渡辺謙さんをはじめとする日本人の俳優さんたちもその辺りは意識せずに、監督の美意識のもと、そのイメージする世界を作り上げることに集中したと言います。
つまり、やっぱり「日本であって日本でない」というのが正解なのです。
現に、以前読んだ原作では確か「京都」「祇園」という地名がはっきりと記述されていたと思いますが、映画の中では「みやこ」「花街」という言葉しか登場せず、曖昧になっています。
しかし、それならそれで、徹底して曖昧にしておいてほしかったですね〜。中途半端に日本語のセリフが出てきて、チャン・ツィイーのたどたどしい「御免ください」「お姐さん」の言葉には、ちょっと気が抜けてしまいました。(^^;
「日本」というのを意識するなら日本語吹き替え版を見たほうがしっくりくるかもしれませんね。日本人の俳優さんたちの声はそのまま本人が吹き替えているようですし。

<ストーリー>
貧しさゆえに9歳で置屋に売られた少女・千代。先輩芸者の冷たい仕打ちや下働きに耐える日々のなかで、彼女は会長と呼ばれる紳士に出会う。
数年後、千代は芸者“さゆり”として会長と再会するのだが・・・・。

原作では、千代はも〜っと苛められるし、も〜っと紆余曲折を経て、やっと一流の芸者になり、さらに色々なことを経て、ラストを迎えるのですが、だからこそ「良かったね〜」と思えたのですが、映画では何となく、ハリウッド的軽さを感じてしまいました。
役所広司さん演じる「延さん」も、本当はもっとどぎついキャラクターなのですが、渡辺謙さん演じる「会長さん」との関係をより浮き彫りにしたい所為か、何となく影が薄くなってしまい、ちょっと物足りない感じ。単に、私の個人的な趣味として、渡辺謙さんよりも役所広司さんのほうが好き・・・・ということもあるのかもしれませんが。(^^ゞ
置屋の女将さんを演じていた桃井かおりさんは、英語でもやっぱり桃井さんでしたね〜。あのまんまですよ。とても似合っていました。(^^)

原作のセリフは全て京都弁で綴られていて、それがいい雰囲気を作り上げているのですが、それが失われてしまっていたのがちょっと残念です。と言っても、本当の原作はアーサー・ゴールデンというアメリカ人が書いた小説なので、私が感じた雰囲気は単に訳者の力量によるところが大きいのかもしれません。
ゴールデン氏のイメージする世界は、まさに映画の「SAYURI」の世界だったのかもしれませんね。
映像の美しさやチャン・ツィイーの舞いは見事でした。

ハリウッドが描いた日本・・・・。それがどんな世界になっているか、確かめてみてはいかがでしょう?


さゆり〈上〉
さゆり〈上〉 (文春文庫)

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タイトル (本文) ブログ名/日時
★「SAYURI」
公開初日のナイトショウで観てきました。 時間の関係で2スクリーンやってるうちの小さいほうのスクリーンで見ることに。 あんまり混んでなかったよ。 チャン・ツィイー主演なのに・・・ねっ。 ...続きを見る
ひらりん的映画ブログ
2005/12/17 01:33
SAYURI
満足度★★★★ シカゴのロブ・マーシャル監督作品であり、 米作家アーサー・ゴールデン作のMemories of Geisha(邦題さゆり)を完全映画化し 日本人役者も大量に出演し話題のこの作品。 & ...続きを見る
和日和
2005/12/17 16:28
SAYURI
 堕ちた背に明日は我が身と呟きて 嫉妬渦巻く祇園を生きる ...続きを見る
映画短歌・せんかいへき blog
2005/12/17 20:49
「SAYURI」映画の魔法が幸せな気分にさせる
「SAYURI」★★★★ チャン・ツィイー、渡辺謙、大後寿々花、ミシュエル・ヨー主演 ロブ・マーシャル監督、2005年、アメリカ ...続きを見る
soramove
2005/12/29 17:10
Sayuriを読み解くキーワード
...続きを見る
夜明け前
2006/01/06 04:54
『SAYURI 〜MEMOIRS OF A GEISHA〜』
『SAYURI』 公式サイト:http://www.movies.co.jp/sayuri/原題:MEMOIRS OF A GEISHA製作:2005年アメリカ監督:ロブ・マーシャル出演:チャン・ツィイー/渡辺謙/ミシェル・ヨー/役所広司/桃井かおり/コン・リー 《公開時コピー》絢爛  無垢    毅然 ...続きを見る
honu☆のつぶやき 〜映画に恋して〜
2006/01/14 18:42

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
私はこの原作が大好き。でもそれはやっぱりあの京都弁あってのものだと思うので、映画はどうなのよ?と思ってました。
この本、私は本当の話だと思い込んで読んでいたので、なんてドラマティックな人生だろうかとドキドキしたのですが、最後の最後でフィクションと知り、あれ〜?せっかく信じてたのに。。。日本語吹き替えのほうが楽しめそうですね。
ちかちゃん
2005/12/17 09:55
>ちかちゃん
そう、あの京都弁の情緒みたいなものがいいんですよね〜。でも、日本語吹き替え版は京都弁なのかなぁ??まあ、英語版よりも違和感はない気がしますね。私も日本語吹き替え版でもう1度見てみたいです。(^^)
原作好きなら、是非見て、比べてみてください!映画は映画で独特の世界を作り上げていますよ〜。

2005/12/17 10:32
日本語版見たって人がいたよ!
しかし…残念ながら標準語だって。意味な〜い!そうと分かれば英語で見ようっと。
ちかちゃん
2005/12/22 01:19
>ちかちゃん
日本語吹き替え版って上映館が少ないんですよね。よく、見た人が身近にいましたね!
標準語なんだ〜。う〜ん、微妙・・・・。

2005/12/22 09:21
もっともーっと妙ちくりんなのかと思っていましたが、楽しめました。ただ、色々細かい謎はありましたね・・。瞳の色も奇抜ですし、髪型も中国風、芸妓になったのに白い襟ではなく着物も肩上げしている舞妓時代のものではないかと・・・。ファンタジーどしたなあ。
りえりん
2006/01/07 21:23
>りえりんさん
コメント、ありがとうございます。
この作品は日本人が日本人の常識で見てはいけない映画のようです。あくまで、ジャパニーズ・ファンタジー!
監督も承知で作っているようなので、この「ロブ・マーシャル・ワールド」を受け入れることができれば、十分楽しめますね。
それでも、やっぱりツッコミを入れたくなってしまうものですが。(^^ゞ

2006/01/07 22:32

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