翠の独り言

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zoom RSS ミュージカル『蜘蛛女のキス』

<<   作成日時 : 2007/11/04 23:59   >>

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ミュージカル『蜘蛛女のキス』を観てきました。
この作品は、これまで、ストレートプレイ、映画、ミュージカルと色々な形で作品化されてきた「名作」と言われています。
しかし、正直なところ、私にはこの作品の良さが分かりませんでした・・・・。

この作品には浦井健治君が出る♪
それだけを理由に軽い気持ちで見に行ったのがそもそもの間違いだったのかもしれません。何とも言えない・・・・非常に難解な作品でした。

物語の舞台は監獄。
性犯罪で投獄されたゲイのモリーナと、政治犯として捕まり、監獄に入った若者ヴァレンティン。二人は同じ房に収容されるが、モリーナは刑務所長からヴァレンティンの反政治活動に関する情報を引き出すよう指令を受けていた。モリーナは、情報と引きかえに、病気の母を看病するため、早期出所を約束されていたのだ。
しかし、ヴァレンティンを愛するようになってしまったモリーナは苦しみ、ヴァレンティンはモリーナの優しさに触れ、彼を信頼するようになっていく。
やがてモリーナはヴァレンティンから仲間への伝言を頼まれ、刑務所長には嘘の情報を与えて出所していくのだが、刑務所長にしてみれば、そんなことはお見通し。
モリーナを泳がせ、仲間に接触する機会を窺うのだった・・・・。
そして、モリーナがヴァレンティンとの約束を果たした時、彼は銃弾に倒れるのである・・・・。

この作品の中でポイントとなるのは、モリーナがヴァレンティンに語る映画の話。「オーロラ」という女優が出演する数々の映画・・・・モリーナは映画の世界に喜びを見出し、彼が語る映画の話と現実世界とが交錯し、この作品のどこまでが現実でどこまでが空想世界なのか、混乱させられます。
そして、「オーロラ」は時に「蜘蛛女=死神」にも扮し、その魔の手を、時にヴァレンティンに、時にモリーナに伸ばしてくるのです。

映画の世界にだけ生きようとするモリーナに、自分こそが人生の主役・・・・「自分自身を生きろ」と言うヴァレンティン。そのために強くあれ・・・・。
弱かったモリーナは、最後は自分自身の愛を貫くように、強い意志をもって銃弾に倒れました。

強いメッセージ性は感じるのですが、やはり私のは難解さのほうが、色濃く感じられました。

本日のキャスト
モリーナ ・・・・ 石井一孝
ヴァレンティン ・・・・ 浦井健治
オーロラ&蜘蛛女 ・・・・ 朝海ひかる
モリーナの母 ・・・・ 初風諄
刑務所長 ・・・・ 藤本隆宏
ヴァレンティンの恋人マルタ ・・・・ 朝澄けい

石井さんは・・・・こういう役をやっちゃうんだぁ!と、ある意味、衝撃的でした。
かつて、この役は市村正親さんもやっていますが、確かに市村さんだったら似合うなぁ、とは思いました。(^^ゞ
浦井君は、最近、ワイルドな役が続きますね。個人的には貴公子的な役を演じてくれている時が好きなのですが・・・・。でも、見る度に役者として成長していっているのが分かるので、それは嬉しいです。
朝海ひかるさんは、宝塚退団後、初めて見ました。蜘蛛女の怪しい魅力がよく表現されていて、お似合いだったのですが、歌が・・・・。曲そのもののキーが低いこともあるのですが、声が宝塚時代の男役のままで、その容姿と何ともミスマッチ・・・・。でも、ダンスのキレは最高で、とても素敵でした〜。

『蜘蛛女のキス』・・・・映画版とかを見たら、また印象が変わるのかなぁ。

蜘蛛女のキス (集英社文庫)
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
翠さん、目の具合はどうですか?完全に回復するまで気をつけてくださいね。それにしても手術で視力が回復するなんて知りませんでした。僕も調べてみようかな。

ところで、お芝居(ミュージカルも含めて)には観る人との相性があるように思います。これは、その作品の優劣ではなくて、その人の趣味、人生観とかを含めた総合的な考え方とピッタリ合うと、とても面白く感じられ、そうでないと、いくら他の人が良いといっても同じように感じられないのではないでしょうか。僕は、評論家ではないので、この相性に素直に従って観劇するようにしています。
TOMO
URL
2007/11/05 12:47
>TOMOさん
私が受けたのは「レーシック」と呼ばれる、視力回復では一般的な手術です。スポーツ選手や芸能人でも多く受けていらっしゃる方がいます。

お芝居には確かに「相性」のようなものがありますね。周囲に「何で?」と言われながらも、ハマりにハマって何十回と観ている作品もあれば、皆が「いい!」と言っているのに、何度観ても良いとは思えない作品もあります。
万人にウケる作品はないのだと、つくづく感じますね。

2007/11/05 22:37
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