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zoom RSS 宝塚歌劇月組公演『A-"R"ex』

<<   作成日時 : 2008/01/12 23:59   >>

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宝塚月組公演『A-"R"ex』を観てきました。この作品は、「如何にして大王アレクサンダーは世界の覇者たる道を邁進するに至ったか」というエイラ長いサブタイトルがついています。
この理屈っぽいサブタイトル・・・・内容も、それなりに理屈っぽい感じでした。(^^;

私は宝塚では唯一月組だけ、トップコンビが出演する公演を観たことがありませんでした。
宝塚の舞台を観るようになって間もなく2年・・・・やっと観ることができたわけです。

月組トップの瀬奈じゅんさん・・・・お上手ですね〜。娘役の彩乃かなみさんもお上手な方でした。
宝塚のトップコンビの中でも、かなり安定したコンビだなぁ、と思いました。

ただ、今回の作品・・・・あまり宝塚っぽくないんですよねぇ。華やかさに欠け、内容は哲学的。こういう作品だったら、あえて宝塚がやらなくても・・・・なんて思ってしまいました。
皆さん、深みのある演技で、決して悪くはないのですが、何となく私としては消化不良な感じがしました。

この作品は、サブタイトルが示す通り、歴史にも登場する有名なマケドニアの王、アレクサンダー大王の物語です。
ただ、単純にアレクサンダー大王の物語というわけではなく、舞台上でアレクサンダー大王の物語が上演される・・・・という設定。つまり、瀬奈じゅんさんは、アレクサンダー大王を演じる役者という役を演じているのです。

作品の中のアレクサンダー大王の苦悩は、時にアレクサンダー大王自身の苦悩であったり、時に主役である役者としての苦悩であったり・・・・なかなか複雑な構造になっています。
衣裳も古代マケドニアの話でありながら、迷彩服であったり・・・・と異彩を放っていました。

この舞台の幕が開いた時、私が思い出したのは映画版の『ジーザス・クライスト=スーパースター』でした。
ヒッピー風の若者たちが、荒涼とした大地にバスでやってきて、そこで次々とセットを組み立て始め、やがて「ジーザス」を演じ始める・・・・というあの作品です。
そして、ラストはジーザス本人を演じていた若者が「ジーザス」と同化したように、感慨深げにその場所から去っていく・・・・あの映画と重なるものを感じました。

<キャスト>
アレックス(アレクサンドロス) ・・・・ 瀬奈 じゅん
勝利の女神ニケ ・・・・ 彩乃 かなみ
ディオ(ディオニュソス) ・・・・ 霧矢 大夢
オリンピアス ・・・・ 矢代 鴻
フィリップ(フィリッポス)/ダリウス ・・・・ 萬 あきら
アテナイの守護神アテナ ・・・・ 出雲 綾
アリストテレス ・・・・ 北嶋 麻実
ギリシア一の歌姫タイス ・・・・ 音姫 すなお
ヴァリ ・・・・ 天野 ほたる
ヘップ(ヘファイスティオン) ・・・・ 龍 真咲
スタア(スタテイラ) ・・・・ 白華 れみ
その他

月組は実力派揃い、という感じがします。
今度は、もう少し、宝塚らしい舞台を観てみたいなぁ・・・・と思いました。


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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
すっかりご挨拶のタイミングを失してしまいましたが、
今年もよろしくお願いいたします。

確かに宝塚っぽくない作品でしたね〜。
でも、きっとあのお衣装は宝塚の男役じゃないと似合わない…!
と思って観ていました(笑)
うーさま
URL
2008/01/14 23:00
>うーさまさん
こちらこそ、宜しくお願い致します!

衣裳ですか・・・・。う〜ん、確かにそうかもしれませんね。(笑)

2008/01/14 23:43
私は昨日の楽を含めて3回観劇したのですが、毎回感動してしまいました(汗)。でもこの作品は観る人によって評価が様々です。
exercise dependency
URL
2008/01/15 16:37
>exercise dependencyさん
私もこれは、作品そのものとしては深みのある素敵な作品だと思います。
ただ、やはり宝塚っぽくないなぁ・・・・と。(^^;
それにしても上演期間もあまり長くないのに3回も観劇とはスゴイですね!

2008/01/15 22:45
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