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zoom RSS 長塚圭史演出『ドラクル』(録画)

<<   作成日時 : 2008/02/07 23:45   >>

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昨年秋にシアターコクーンで上演されていた長塚圭史作・演出作品『ドラクル』。
先月、WOWOWで放送されていたので録画しておいたのですが、なかなかまとまった時間がなく、今になってやっと見ることができました。

この作品の主演は市川海老蔵さん。ヒロインは宮沢りえさん。私はお二人とも舞台に立つ姿をこれまで見たことがありませんでした。
最近注目されている長塚圭史氏の作品に触れるのも今回が初めてです。

長塚さんの作品は現代物がほとんどで、時代物・・・・しかも海外を舞台にした作品はこの『ドラクル』が初めてだったのだとか。
しかし、悪くなかったと思います。

『ドラクル』の背景となるのは、18世紀のフランス。ドラキュラ伝説をモチーフにしています。海老蔵さんが演じるのは吸血鬼です。
欲望を抑え、罪を悔いて、神に祈る異色の吸血鬼・・・・。しかし、彼の狂気を封じ込めていた、宮沢りえさん演じる妻リリスが奪われたことで、彼の狂気は再び解き放たれることに・・・・。
海老蔵さんの、狂気を抑えている時と、解放された時との演じわけが見事で、特に解き放たれた時の演技は迫力がありました。
シアターコクーンのような小さな劇場であれば、それは見ごたえがあったことでしょう。

<ストーリー>
18世紀終わりのフランス西部。人目を避けるように森の奥に建つ小さな屋敷で、信心深く暮らすレイ(市川海老蔵)とリリス(宮沢りえ)。リリスはレイと離れることを何よりも恐れ、病身でありながら病院へ行くことすら拒む。
だがある日、「自分の街を救って欲しい」と一人の使者がリリスを訪ねて来る。そこは、かつて彼女が領主の妻として過ごした街だった。その領主(勝村政信)と現在の妻(永作博美)の願いを断ったリリスは強引に誘拐され、それを知ったレイはリリスを救うため旅立つ。
それは、リリスとの誓いを破り、封印した自分の暗黒の力を解き放つことを意味していた・・・・。

それぞれの役者さんたちの演技は素晴らしかったです。永作博美さんなんて、ハマリ役ではないでしょうか。

ただ、ストーリー全体として、ちょっと説明が多過ぎる感じがしました。何でもセリフで説明してしまい、もう少し、観客に想像力を膨らませる余地を与えても良いのでは・・・・?なんて思ってしまいました。(^^ゞ
ただ、長塚さんは、意識して「海外作品を翻訳したようなセリフ」にしたそうなので、その辺は計算の上なのかなぁ・・・・と思わなくもないのですが・・・・。(^^;
長塚さんの作品、他にも見てみたいなぁ。

舞台の臨場感を味わうには生に勝るものはありませんが、テレビで舞台が楽しめるというのも贅沢なことだと思います。
また長塚作品やらないかなぁ・・・・って、今度はちゃんと生の舞台を見に行ったほうがいいですね。(笑)

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