翠の独り言

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zoom RSS ミュージカル『レベッカ』

<<   作成日時 : 2008/04/21 23:59   >>

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昨日のことですが、ミュージカル『レベッカ』を観てきました〜。
これは、シアタークリエのオープニングシリーズ第3弾となる作品です。

手がけたのは、『モーツァルト!』や『エリザベート』などで知られるウィーンミュージカルの名コンビ!クンツェ&リーヴァイ。
しかし、ウィーンミュージカルと言っても原作は、イギリスの作家ダフネ・デュ・モーリアが書いた小説であり、かのヒッチコックよって映画化もされているミステリーです。

私は、この作品については、小説も読んでいなかったし、映画も観ていなかったので、当初、予習をしておくべきか悩みました。
しかし、ミステリー作品であれば、やはり何も知らないほうがいいだろうと思い、結局、何も予習せずに、今回の観劇に至りました。

結果は、何も知らなくて良かったと思いました!
1幕が終わった時点では、もう先の展開が気になり、2幕を終えた時には、心底ホッとしました。
とてもドラマティックでミステリアス。ミュージカルとして、音楽もさすがです。耳に残るメロディが数多くあり、一日経った今でも思わず口ずさんでしまいます。

<キャスト>
マキシム・ド・ウィンター ・・・・ 山口 祐一郎
わたし ・・・・ 大塚 ちひろ
ダンヴァース夫人 ・・・・ シルビア・グラブ
フランク・クロウリー ・・・・ 石川 禅
ジャック・ファヴェル ・・・・ 吉野 圭吾
ベン ・・・・ 治田 敦
ジュリアン大佐 ・・・・ 阿部 裕
ジャイルズ ・・・・ KENTARO
ベアトリス ・・・・ 伊東 弘美
ヴァン・ホッパー夫人 ・・・・ 寿 ひずる
その他

ヒロインに名前がなく、作品全体が「わたし」を中心に一人称形式で進められるのが、面白いと思いました。そもそも原作から「わたし」には名前がないらしいですが、やっぱり名前が気になったりして。(笑)
そして、作品のタイトルとなっている「レベッカ」という人物は決して登場しない・・・・というのも面白いですね。

今回の作品は全編歌だけで綴られるミュージカルではなく、台詞も入る作品だったので、久々に舞台で山口さんが「お芝居」をする姿を見た気がします。でも、やっぱりこの方は歌っている時の姿が一番サマになっています。(^^)

ちひろちゃんは、ミュージカル女優として随分成長したなぁ・・・・と思います。
怯えてばかりいた少女から、自信に満ちた・・・・そして誠実さを失わない貴婦人へと変貌を遂げる「わたし」を見事に演じていました。
間違いなく、これからのミュージカル界を引っ張っていく若手女優の一人ですね。

ダンヴァース夫人を演じていたシルビア・グラブさん・・・・ヒロインを苛める悪役としての怖さと、この作品の謎の象徴であるかのような気味の悪さを見事に表現していました。ホント、怖かった〜。
何となく、マンダレイの屋敷が「大奥」に見える瞬間もありました。(笑)
う〜ん・・・・あの、レミゼの儚いファンテーヌとは思えない!
ある意味、この舞台で一番の存在感を発揮していました。
でも、この役って、ヒッチコックの映画ではきっともっと不気味に描かれているのでしょうね。

治田敦さんのベンは、出番は少ないものの、実はこの作品におけるキーマンだったりします。
役柄としては、『美女と野獣』のルフウを演じていた頃を思い出しましたが、迫真の演技でしたね〜。

今回の『レベッカ』という作品はミステリーと言っても、とてもドラマとしての要素も強く、音楽性も高いので、何度観ても楽しめる舞台だと感じました。現に私自身、もう一度観たい!と思いましたし。
そのため、原作や映画にも興味が出てきました。

とりあえず、原作を読んでみようかな。

レベッカ 上巻 (1) (新潮文庫 テ 4-3)
レベッカ〈上〉 (新潮文庫)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
翠さん、こんばんは。

レベッカ、面白かったようですね。僕は5月5日に観にいく予定です。僕は普通は“予習”はしません。小説が脚色されて、芝居なり映画なりになると、それは原作とは違ったものになると思っているので。そして、芝居は一期一会。同じステージで明日も同じ俳優さんが歌うとしても、今日と明日では全く同じということはありえない。というか、今歌っている歌はその瞬間に消えていってしまう。それが芝居の良さだと思いますから。なるべくまっさらな気持ちで舞台を観たいと思っています。もっとも、翠さんの様に、芝居を観たあとに原作を読むことはありますが。

この間、日比谷を歩いていたら、シルビアさんが歩いているのを見かけました。舞台の外で見ると、舞台の上以上に、すっきりとした美しい女性でした。
TOMO
URL
2008/04/23 02:15
>TOMOさん
原作が存在する舞台の場合、まだ自分がそれを読んでいない時はいつも悩みます。でも、やはり予備知識なしで観たほうが楽しめることのほうが多いですね。
ただ、たまに原作ありきの作品もあるので、その場合は知らないと、とても分かりにくかったりします。そういった作品は原作を知っていたほうが、より楽しめるんですよね・・・・それだけに悩むところです。
でも、『レベッカ』の場合は知らなくて良かったと思います。(^^)
5日の舞台、楽しんできてください♪

2008/04/24 01:10
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