|
全米でわずか51館からスタートした後、口コミで話題となり、最大1,438館まで拡大。22週にわたるロングランを記録したという映画『幻影師アイゼンハイム』。 テレビで紹介されていたのを見て、とても興味がわいたものの、単館系の上映だったので、公開中に見るのは難しいかも・・・・と思っていました。 しかし、やっぱり見たくて、何とか行ってきました〜。 舞台は19世紀末のウィーン。当時、ブームが巻き起こったイリュージョンを鍵とし、幻影師と皇太子、そして、その婚約者である公爵令嬢の姿を描き出します。 これは、ラブストーリーであり、サスペンスです。さらには、この映画そのものが「イリュージョン」として捉えることができるのかもしれません。 <ストーリー> 19世紀末ウィーン。ハプスブルク帝国末期の芸術文化の都では、大掛かりな奇術=イリュージョンが一世を風靡していた。中でも絶大な人気を誇っていたのは、アイゼンハイムという名の幻影師。 ある日彼は舞台の上で、幼なじみのソフィと再会する。今では、皇太子レオポルドの婚約者として注目を集める彼女は、その後ほどなく皇太子邸で謎の死を遂げてしまう。謀殺の噂も沸き立つ一大スキャンダルのさ中、アイゼンハイムはソフィの幻影を蘇らせる前代未聞のイリュージョンを発表するのだが・・・・。 この映画で登場する皇太子レオポルドは実在の人物ではありませんが、明らかに当時の皇太子ルドルフを意識した人物像です。 父である皇帝との確執、クーデターの計画・・・・そして、自殺。狩猟の館として登場するのは、やはりマイヤーリンクでしょう。 さて、この映画には影の主役が存在します。それは、ウール警部!皇太子から公爵令嬢の監視やアイゼンハイムの逮捕を命じられる人物ですが、アイゼンハイムのイリュージョンに魅せられた一人でもあります。 そして、彼がアイゼンハイムのイリュージョンに魅せられなければ、この映画は成り立たなかった・・・・と言えるかもしれません。 ラストに明かされる謎の真相・・・・それは、サスペンスの謎解きのようでもあり、マジックの種明かしのようでもあり・・・・おぉ!と思わせられます。 アイゼンハイムのトリックがあるのは分かっていたのですが、どこからそれが始まり、どの部分がそうであったのか・・・・謎解きが行われてもなお、まだ彼のイリュージョンに魅せられているような気がします。 「ウール警部、見事にやられましたね」 ラストはそんな思いで、思わずニヤッとしてしまいました。(笑) なかなか面白い映画です。単館系なのが惜しい!日本でも拡大上映されないかなぁ。 原作「幻影師、アイゼンハイム」がおさめられた短篇集
|
| << 前記事(2008/05/26) | トップへ | 後記事(2008/05/31)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|---|
幻影師アイゼンハイム/エドワード・ノートン
予告編の印象だとラブサスペンスみたいなお話っぽいんだけど、何でも原作はピューリッツァー賞作家スティーヴン・ミルハウザーの傑作小説という事らしいので、昨年観たイリュージョンものの「プレステージ」のように結末にずっこけるということはたぶんないでしょうと、期待.... ...続きを見る |
カノンな日々 2008/05/29 23:43 |
幻影師アイゼンハイム
【THE ILLUSIONIST】2008/05/24公開製作国:アメリカ/チェコ監督:ニール・バーガー出演:エドワード・ノートン、ポール・ジアマッティ、ジェシカ・ビール、ルーファス・シーウェル、エドワード・マーサン “すべてを欺いても手に入れたいもの、それは君。” ...続きを見る |
映画鑑賞★日記・・・ 2008/05/30 16:32 |
公開中「幻影師アイゼンハイム」 あとでじわっとくるタイプのお薦めムービー
この映画、去年にアメリカ版のDVDでみて気に入っていた作品。 2007-12-05に、「The Illusionist イリュージョニスト(日本未公開DVD)渋いマジシャンもの」としてアップしてたもの。 インディペンデント系で2006年に制作されており、それが日本でも無事公開されたことはこの映画のファンとしてはウレシイ。 ...続きを見る |
日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF ... 2008/06/01 20:02 |
幻影師アイゼンハイム
【映画的カリスマ指数】★★★★☆ ...続きを見る |
カリスマ映画論 2008/06/03 00:50 |
幻影師アイゼンハイム
The Illusionist(2006/アメリカ=チェコ)【劇場公開】 監督・脚本: ニール・バーカー 出演:エドワード・ノートン/ポール・ジアマッティ/ジェシカ・ビール/ルーファス・シーウェル/エドワード・マーサン/ジェイク・ウッド ...続きを見る |
小部屋日記 2008/06/07 23:08 |
幻影師 アイゼンハイム
ヒューマン=ブラック・ボックス -映画のご紹介 (346) 幻影師 アイゼンハイム -面白い映画というものは、やはり理屈なく面白いものだと改めて実感した。 ...続きを見る |
ヒューマン=ブラック・ボックス 2008/07/06 09:02 |
「幻影師アイゼンハイム」(アメリカ/チェコ 2006年)
愛を賭けて自由を賭けて人生を賭けて。 人生最大で人生最後のイリュージョン。 ...続きを見る |
三毛猫《sannkeneko》の飼い主の... 2008/11/23 20:18 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
こんにちは。 |
jamsession123go URL 2008/07/06 08:57 |
>jamsession123goさん |
翠 2008/07/06 21:43 |
| << 前記事(2008/05/26) | トップへ | 後記事(2008/05/31)>> |