|
19世紀初期のイギリスの詩人テニスンが書いた物語「イノック・アーデン」を読みました。 詩人による作品だからでしょうか。 詩のようでもあり、小説のようでもある不思議な作品でした。 家族のために一山あてようと航海に出たイノック・アーデン。しかし、その旅は辛いもので、船は難破。イノック自身は孤島に流されます。10年もの時を経て、変わり果てた姿でやっと戻った故郷では、すでに妻は再婚。子供も母の再婚相手になつき、幸せな日々を送っていた・・・・という悲劇的な物語です。 しかし、その悲劇は、非常に美しい言葉で綴られ、詩のようでもあり、歌のようでもあります。 本としても、とても薄く、あっという間に読めてしまいました。 そもそも私がこの作品のことを知ったのは、つい最近のこと。 私が大好きだった俳優の石丸幹二さんが、劇団四季退団後、舞台復帰第1弾として選んだ作品が「イノック・アーデン」の朗読劇だったのです。 東京での公演はわずか4日間。それでも、幹二さんの舞台復帰作を何としてでも見たい!という思いから、チケット争奪戦に参加。しかし、結果は玉砕でした。 恐らく、このチケットをとったのは、幹二さんのコアなファンの方々だと思います。それだけに、今後、このチケットが出てくる可能性も低いと考えられ、かなり落ち込みました。 幹二さんが朗読劇として繰り広げる作品とは一体どういうものなのか?せめて、その内容を知っておきたくて、今回、この本を手にとったのです。 舞台では、ドイツの作曲家リヒャルト・シュトラウスの音楽にのせて語られるはずで、そちらの音楽のほうは未知ですね。 幹二さん自身も、音大の声学科で学ばれているので、シュトラウスといえば、、オペラ「ばらの騎士」や交響詩「英雄の生涯」、歌曲「献呈」などは好きだったと言いますが、「イノック・アーデン」は知らなかったそうです。 あの美しい言葉で綴られた「イノック・アーデン」がどのような音楽にのせられて、どのように語られるのか・・・・やっぱり気になるところです・・・・。 |
| << 前記事(2008/11/20) | トップへ | 後記事(2008/11/27)>> |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/11/20) | トップへ | 後記事(2008/11/27)>> |