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zoom RSS 三谷幸喜作品『ろくでなし啄木』

<<   作成日時 : 2011/01/10 23:59   >>

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三谷幸喜氏が手がけた最新作『ろくでなし啄木』を観てきました〜。

才能がありながら認められることなく、極貧の中、若くして亡くなった天才歌人、石川啄木。
母思いの真面目な文学青年のイメージがありますが、この舞台では、そのタイトル通り、か〜なり嫌な奴です。
まさに「ろくでなし!」ですね。

啄木が貧乏だったのは、作品が売れなかったこともあるでしょう。
しかし、女遊びや賭博が好きで、それらで多くの借金を抱えることになった・・・・というのも大きいようです。
また、この舞台の中での啄木は、お金のためなら人を騙すことも厭わないような人間性。
自分は物書きだから、普通の人間とは違う。退廃的生活の中から作品は生まれる・・・・なんて豪語しています。

どんな言い訳をしようと、その友人や恋人がフォローしようと、やっぱり嫌な奴は、嫌な奴です。

本当に啄木って、こんな人だったのでしょうか??

作品としては、やっぱり三谷さんの演出・脚本だけあり、かなりユーモアに満ちています。笑えるところもたくさんありました。
しかし、ラストは切なく、重い雰囲気で終わります。
楽しく、スカッとするような作品ではありませんでした。

石川啄木 ・・・・ 藤原竜也
テツ ・・・・ 中村勘太郎
トミ ・・・・ 吹石一恵

出演者は3人しかいません。
しかも、同じ場面をそれぞれの立場で語るような構成。
皆さん、とにかく長台詞です。それだけでも見応えがありますね。
特に中村勘太郎さんの演技は圧巻で、とても迫力がありました。

とても印象に残る作品です。


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