映画『幸せのちから』

ウィル・スミスが実の息子と共演している映画『幸せのちから』を観てきました!
この作品はホームレス状態から億万長者になったクリス・ガードナーの実話を基に映画化されました。しかし、サクセスストーリーというよりは、父子の絆を描いた作品だという前評判を聞いていたので、どんな感じなのだろう?と思っていたのですが・・・・。

確かにこれは、父子の愛を描いた作品でした。
どん底から這い上がる軌跡ではあるのですが、父は息子を守るためにひたすら走り、また息子がいたからこそ頑張れたのです。

なぜこの映画があまりサクセスストーリーとして感じられないのか?それは、サクセスストーリーにありがちな痛快さがないからだと思います。
信頼を得て、顧客をバンバン獲得していくサマよりも、いかに貧困生活を耐えしのいだか・・・・そちらのほうが目立つのです。
20人のうち、たった1人だけが生き残ることができる競争にいかにして勝ったか・・・・その決定的な部分が欠けているんですよね~。もともと、数学的才能があって、頭も良かったのだと思います。それを示すのが懐かしのルービックキューブ。ちょっとしたズルからもたらされた運もありました。でも、競争相手は、誰もが必死だし、それなりに優秀だったと思います。
イマイチ、納得がいかないというか、物足りなさを覚えずにはいられません。
そんな感じだったので、ラストも確かに「よかったね~!」とは思うのですが、大きな感動はありませんでした。残念ながら・・・・。

ただ、父子愛を描いた作品として捉えるならば、よく出来た映画だと思います。
息子役を演じていたジェイデン君が可愛いのです!
父親役のウィル・スミスとは実の父子なだけに、息もピッタリでした♪

<ストーリー>
1981年、サンフランシスコ。
5歳の息子クリストファーを何より大切に思うクリス・ガードナーは、新型医療機器を病院に売り込む日々。しかし大量に買い込んだ機器は滅多に売れず、家賃も払えない生活が続いていた。そんなある日、彼は高級車から降りた男に成功の秘訣を尋ねたことをきっかけに、証券会社の養成コースに通うことを決意する。受講者に選ばれるように、クリスは人事課長のトゥイッスルへ自己アピールするのだが・・・・。

泊まるところを失い、公衆トイレに篭城するシーンや、ベッドを求めて教会の行列に並ぶシーンなどには涙しました。

幸せのちから