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zoom RSS 12月歌舞伎公演「元禄忠臣蔵(第三部)」

<<   作成日時 : 2006/12/10 23:40   >>

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今年は国立劇場開場40周年!それを記念して、大劇場では、10〜12月にかけて、「元禄忠臣蔵」が全編上演されています。
三部に分かれて、各月で一部ずつ上演。今月は最後の月で、討入り後から大石内蔵助最後の1日までが描かれています。
全部通しでご覧になる方もいらっしゃると思いますが、私はこの第三部のみ観に行きました。

歌舞伎の鑑賞は高校での視聴覚教育以来。その時観たのは、「仮名手本忠臣蔵」のどこかでした。
私が観たことのある歌舞伎はこの古典が唯一なので(スーパー歌舞伎を除く)、歌舞伎というのは難解な古典的セリフのオンパレード・・・・理解しがたいものというイメージがインプットされてしまいました。
しかし、今日観た「元禄忠臣蔵」は、新歌舞伎で、もっと現代的なセリフの言い回しになっていたので、とても分かりやすいものでした。和モノのストレート・プレイを観ているような感覚で、歌舞伎のイメージが一変しましたね〜。

それでも、今日は睡魔との戦いになってしまいました。
今日の舞台は三幕で構成されていましたが、二幕は完全に落ちました。(>_<)
だってね、あまりに動きが少ないんですもの〜。
二幕では、幕府の高官・仙石伯耆守に向かって、内蔵助がなぜ討入りをしたのかを説きます。もう、ここはセリフ勝負で、ひたすら「語り」になるのです。見どころの一つとされており、周囲からはすすり泣く声も聞こえてきていたし、大石内蔵助を演じる松本幸四郎さんの熱演ぶりもとてもよく伝わってくるのですが・・・・ダメでした。すみません。

まあ、言い訳をさせてもらえば、この2週間ほどは1日13時間労働が続き、さらに休日出勤までしたりしていたので、疲れきっていたということもあります。今日は家を出る段階から、既に眠くて、家でゆっくりしたい体に鞭打って、行ったようなものでして。(^^;
でも、どんな状況においても、映画や舞台を観に行って、私が落ちるのは極めて珍しいことなので、自分でもびっくりしてしまいました。
やっぱり私に歌舞伎を受け入れることはできないということなのでしょうか。

う〜ん・・・・もっと体調万全の時に、もう一度チャレンジしたいですね。それも、もうちょっと派手な作品で。(^^ゞ
「義経千本桜」なんて、見てみたい作品の一つなんですよね〜。

ミュージカルに慣れ親しんできた私が、歌舞伎に対し、一つ違和感を覚えたことがありました。
それは幕が閉じた時です。カーテンコールがない!
幕が降りると同時に観客席の照明がつき、皆さん、サッサと帰っていくのです。
えぇーー。つい先ほどまで、すすり泣いていた人たちなのに、余韻に浸るとかないわけ!?
私はど真ん中の席で、すぐに通路には出られなかったので、その時間を利用してコートを着ていたのですが、その間に、会場からは、ほとんどの人が姿を消していました。
何て、素早いのでしょう。
皆さんの気持ちの切り替えの早さに、感心してしまいました。

今回、撃沈してしまった歌舞伎鑑賞ですが、とりあえず、まだ「歌舞伎は、もういいや」という心境には至っていないし、むしろ、もっと受け入れやすいものだと思えたので、それはそれで収穫があったと思います。
興味を覚える作品があったら、またリベンジしたいです。

<出演者>
大石内蔵助 ・・・・ 松本幸四郎
堀部安兵衛/荒木十左衛門 ・・・・ 中村歌六
おみの ・・・・ 中村芝雀
磯貝十郎左衛門 ・・・・ 中村信二郎
大石主税 ・・・・ 坂東巳之助
仙石伯耆守 ・・・・ 坂東三津五郎
堀内伝右衛門 ・・・・ 市川左團次
その他

元禄忠臣蔵〈上〉
元禄忠臣蔵〈上〉 (岩波文庫)

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