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zoom RSS 『JCS ジャポネスク・バージョン』

<<   作成日時 : 2007/06/16 23:51   >>

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過去に何度か観ている『ジーザス・クライスト=スーパースター』。
しかし、初めての『ジーザス・クライスト=スーパースター』。そう、過去に観たのはいずれもエルサレム・バージョン。しかし、今回観たのはジャポネスク・バージョンです。
キリストの最後の7日間を描いた作品でありながら、音楽は和楽器で演奏され、出演者たちは歌舞伎調の白塗メイク、そして舞台上にあるのは大八車!
何とも不思議な世界観でした。

曲も歌詞も同じでありながら、演出が異なると、こうも違う舞台に生まれ変わるのか!と改めて感じさせられました。
まずは、音楽!キリストの受難と哀愁漂う笛の音色が何ともマッチしています。熱狂する群集とそれを煽るかのような鼓も絶妙です。
役者たちの白塗りのメイクも、群集の狂気が気味が悪いほど伝わってきて、とても効果的でした。
大八車の使い方も見事です。特にユダの死の場面における傾斜の使い方などは、ホントに素晴らしかったです。

しかし・・・・私はエルサレム・バージョンのほうが好きですね。
何と言ってもそれのほうが自然です!
ジャポネスク・バージョンはアイディアとしては面白いと思います。また、海外でもウケると思います。実際、かつてロイド=ウェーバーのお膝元であるロンドンに乗り込んで、成功を収めていますし。
でも、単純にキリストの物語としてとらえた時、この世界観はどうにも理解し難いものなのです。
例えば・・・・江戸の町にキリストが再来した・・・・というような設定ならば、まだ分からなくもありません。しかし、あくまで場所はエルサレムであるし、「リアル」なキリストの物語なのです。

特に私がこのジャポネスク・バージョンが「理解し難い」と決定づけたのはヘロデ王が登場したシーンでした。
エルサレム・バージョンでのヘロデ王もかなり怪しい人物ですが、下村さんの個性もあって、それはそれでいい味があります。ジャポネスク・バージョンでも、このヘロデ王を演じていたのは下村さん。いくら何でも怪し過ぎです!!そして、ヘロデ王に付き従う花魁・・・・もう意味が分かりません。ヘロデ王の享楽主義を表現したいのかもしれませんが、あの場面での花魁登場には、かなりの違和感がありました。

ジャポネスク・バージョンは、その演出そのものに違和感を覚え、ずっと拒否してきましたが、「食わず嫌い」は良くないと今回初めて観たわけですが・・・・ある意味、イメージした通りだったわけです。
ただ、この演出だからこそ、よりキリストの受難が浮き彫りになった・・・・というところもあります。

でも、やっぱり『JCS』は、荒涼とした砂漠で繰り広げられるエルサレム・バージョンがいいです。
唯一・・・・音楽は和楽器のほうがいいかも。(^^ゞ

ジーザス・クライスト・スーパースター
ジーザス・クライスト・スーパースター

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今回JCS自体初なので楽しみです。
白塗りメイクだと見分けがつくのかな?
という心配もありますが…(^^ゞ
音楽も和風なのですね。
うーさま
URL
2007/06/18 21:18
>うーさまさん
JCS、初めてなのですね。初めてならば、ラストのキリストの磔シーンは結構衝撃的だと思います。
白塗りメイクは、皆さん、それぞれ個性がありました。メイクが濃い人と薄い人もいて、多分分からなくなることはないと思います。
音楽は、ジャポネスク・バージョンのほうが哀愁が漂ってJSCのイメージに合っているように感じられました。
うーさまさんのレポ、楽しみにしていますね。(^^)

2007/06/18 22:35
『JCS ジャポネスク・バージョン』 翠の独り言/BIGLOBEウェブリブログ
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